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4Dミート・添加物・穀類などのキャットフードに潜む危険性を解説!
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添加物の安全性が心配!キャットフードに入っていても大丈夫な添加物とは?

人用の食品もそうですが、「合成」と書かれている添加物が使われていると、なんとなく不安に思えてしまいます。「添加物不使用」や「天然由来添加物のみ使用」と書かれている方が安心できますが、賞味期限が短かったり味が気に入らなかったり高価だったりと、これはこれでいろいろ大変です。それではキャットフードについてはどうなのでしょうか。
今回はキャットフードに入っていても大丈夫な添加物についてご紹介いたします。

キャットフードに使われている添加物の種類

キャットフードに使用されている添加物の種類には以下のものがあります。
1-1.酸化防止剤
キャットフードには脂肪分が多く含まれています。脂肪分は空気に触れると酸化し、栄養素が失われて味も落ちてしまいます。酸化防止剤は、こうした酸化を防ぐ目的で添加されます。

保存料

キャットフードの賞味期限をより長くするために添加されます。

着色料

キャットフードの発色を良くし、肉感や野菜感を演出するために添加されます。猫は視覚ではフードを選びませんので、飼い主さんへのアピール用です。

調味料

キャットフードの味を整えるために添加されます。主にうま味調味料であるグルタミン酸ナトリウム などが使われます。

各添加物の安全性

酸化防止剤

酸化防止剤には、合成のものと天然由来のものの2種類があります。合成のものとしてはBHA(ブチルヒドロキシアニソール)、エトキシキン、BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)などがあります。BHAについては発がん性が報告されていますが、その実験に使われた量は通常の数万倍であり、少量の使用ではむしろ抗がん作用があると報告されています。エトキシキンは人の食品への直接添加は認められておらず、飼料やペットフードにしか使用されていません。使用量は法律で上限が定められています。BHTは発がん性を確認されていませんが、変異原性(DNAを変異させる恐れのある物質)があり、人への使用は自粛されています。 どれも使用量はごくわずかですが、現在では天然由来の酸化防止剤を使ったフードも多数あるので、避けたほうが無難でしょう。
また、天然由来のものとしてはクエン酸、ローズマリー抽出物、トコフェロール(ビタミンE)、アスコルビン酸(ビタミンC)などがあります。合成酸化防止剤に比べると一般的に抗酸化作用が低く高価ですが、安心度は高いと考えられます。

保存料

保存料にも合成のものと天然由来のものがあります。合成のものとしては、安息香酸やソルビン酸があります。安息香酸は人の食用としてはキャビア、マーガリン、清涼飲用水、シロップ、醤油などに使われています。安全性については人用のものについて注意喚起されているものもありますが、清涼飲料水に使った場合など限定的なため、キャットフードでの使用には特に危険性はありません。ソルビン酸は細菌やカビの増殖を防ぐためにかまぼこやソーセージなどの人間の食べ物にも使われています。厚生労働省が添加物の使用基準を定めており、その範囲内であれば健康被害の報告はありません。天然由来のものとしては、しらこたんぱくが、かまぼこなどの魚肉練り物製品などに使われています。合成保存料がただちに危険というわけではありませんが、天然由来の保存料の方が安心感はあるでしょう。ただしお値段は高くつきます。

着色料

着色料にも合成のものと天然由来のものがありますが、キャットフードで使われているのは主に合成のものです。合成着色料は「赤色2号」のように、色と号数で表記されています。原料はタール(石油系原料)です。人用にも広く使われていて、危険性は明確になっていませんが、絶対に安全とも言い切れません。大量投与による実験で発がん性が認められたとの研究報告もありますが、通常の使用量をはるかに超えた量での実験なのでただちに危険とまでは言えません。ただ、猫は色でフードの良し悪しを判断しませんので、フードを着色するのは猫の事情でなく、飼い主さんへのアピール目的だけであるため、本来は不要な添加物です。その点を踏まえると、使用にはメリットはなくリスクだけが残ることになります。

調味料

調味料は合成のもので、代表的なものにグルタミン酸ナトリウムがあります。グルタミン酸ナトリウムは人用にも広く使われており、さとうきびを原料として発酵させて生成します。グルタミン酸ナトリウムが健康に悪影響を及ぼすと主張する人もいますが、科学的な根拠は今のところありません。

まとめ

今回はキャットフードに入っていても大丈夫な添加物についてご紹介しました。現代においては、人用の食料にも添加物が使われていないものはほとんどありません。キャットフードも同様です。人用もキャットフードも無添加のものを探せばありますが、総じて高価です。添加物の使用がただちに危険と主張する人もいますが、すべての食を無添加のものにするのは現実的ではありませんし、危険性について科学的な根拠を示している人もいません。飼い主さんは、人が食べている食材の原材料にどんな添加物が使われているか確認し、キャットフードの添加物をどう考えるのかを判断するとよいでしょう。