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4Dミート・添加物・穀類などのキャットフードに潜む危険性を解説!
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キャットフードに含まれている添加物で特に気をつけた方が良いものとは

キャットフードの原材料を見ると、様々な種類の添加物が使用されていることがわかります。人用の食材にも山のように添加物が使われているので、しかたがないとは思うのですが、それでも注意しておいたほうがよい添加物はあるのでしょうか。
今回は、キャットフードに含まれている添加物で特に気をつけた方が良いものをご紹介いたします。

気をつけた方が良い添加物

合成着色料

合成着色料は「赤色2号」「赤2」などのように、色の名前と号数で表記されています。直接、「合成着色料」と表記されていない場合もありますので注意が必要です。合成着色料の原料はタール(石油成分)で、人用の食材にも広く使用されていますので有名です。人用に使われている合成着色料については、健康への影響についてあちらこちらで議論されています。一部の合成着色料については使用を禁止したり制限したりしている国もあり、世界で統一した基準が無いのも混乱の原因のひとつです。子どもの頃に、真っ赤ないちごソーダや目が覚めるような緑色のメロンソーダは体に悪いと教えられ、今でもその印象が残っているというのが実際のところでしょう。合成着色料の安全性については100%証明されているわけではありません。しかし使用していない食材を探すほうが難しいくらい、広く使われているので避けることができないというのが現状です。人は食材の見た目も重視しますので、使用するメーカーを一方的に攻めることもできません。
ひるがえって キャットフードについて考えてみましょう。
猫はフードを見た目では選びません。匂いや食感、味では選びますが、色には無関心です。つまりキャットフードに使用している合成着色料は猫のためのものではなく、飼い主さんのためのものです。飼い主さんがキャットフードを開いた時に「地味でまずそう」と思わないようにするためだけに使われているのです。
これは必要なものなのでしょうか。
合成着色料は使用しているからただちに危険とまでは言えません。しかし、安全性が100%証明されていない以上、使わないにこしたことはありません。人は食材を見た目で選ぶので合成着色料の使用も仕方がないところがありますが、キャットフードに関しては完全に不要で、リスクしかないと言えるでしょう。

発色剤(亜硝酸ナトリウム)

肉の色を鮮やかで新鮮に見せるために使われるのが発色剤です。発色剤としてよく使われるのが亜硝酸ナトリウムという人工添加物です。亜硝酸ナトリウムは人用の食材にも使われており、ハム、ソーセージ、ベーコン、いくら、たらこ、明太子などに使われています。この亜硝酸ナトリウムですが、実は劇薬です。致死量は2gと言われています。つまり、一度に2g摂取すると人が死ぬ、という薬品です。また、亜硝酸ナトリウムが肉のアミンと反応してできるニトロソアミンという物質に発がん性があることがわかっています。かなりリスクの高い添加物です。発色効果の他に細菌抑制効果があり、ボツリヌス菌やO157の繁殖を抑える働きがあるので、人用の食材に使用するのはそれなりのメリットがあります。しかしキャットフードへの使用は肉の発色をよくするだけの効果で、合成着色料とほとんど変わりません。実際に使われるのはごく微量ですが、できれば亜硝酸ナトリウムを使用したキャットフードは避けたほうが無難でしょう。

どのくらい危険だと考えればよいのか

合成着色料も亜硝酸ナトリウムも人用の食材に広く利用されています。つまり、私達も、私達の子ども達も毎日食べているわけです。キャットフードにもこれらを使用しているものが多く存在します。人用と違って、猫にとっては完全に不要な効果しかなく、デメリットばかりなので、できれば避けたいところです。ただしこれらを食べたからと言って必ず危険というわけでもありません。このあたりは飼い主さんの考え方次第というところもあります。

まとめ

今回は、キャットフードに含まれている添加物で特に気をつけた方が良いものをご紹介しました。キャットフードには様々な添加物が使用されていますが、中でも色をつけるための添加物は猫には本来不要なもので、リスクだけが目立ちます。ただちに危険というわけではありませんが、避けられるなら、避けたほうが無難でしょう。