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4Dミート・添加物・穀類などのキャットフードに潜む危険性を解説!
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キャットフードを変えて咳が出やすくなったら?キャットフードと咳の関係

猫は、人と咳の仕方が違うため、どのようなものか知らないと咳をしていること自体を見逃しがちです。

猫の咳は、フンフンと鼻をならす動作を何度も繰り返します。咳の原因はいくつか考えられます 。
今回は、キャットフードと咳の関係についてご紹介いたします。

キャットフードを変えて咳が出やすくなる原因

キャットフードを変えてから猫がよく咳をするようになった場合は、キャットフードが原因の可能性が高いと考えられます。

キャットフードに対するアレルギー

新しいキャットフードに含まれる原料が体に合わず、アレルギーを起こしている可能性が考えられます。
食物アレルギーは体のあちらこちらに症状が出ますが、その中で気管支にアレルギー性の炎症が発生するアレルギー性気管支炎の場合、咳を頻繁にするようになります。

食物アレルギーの原因物質(アレルゲン)は非常に多岐にわたります。鶏肉、豚肉、牛肉などの動物性タンパク質をはじめ、卵や乳製品、魚や穀物など、タンパク質を含むのであればアレルギーを発症する可能性があります 。
猫は肉食動物なので、元々穀物を消化するのがあまり得意ではありません。このため、穀物を多く含むフードは体に合わず、アレルギーとまではいかなくても体調不良を起こす猫もいます。

アレルギーが原因の場合は、アレルゲンを特定してそれを食べさせるのをやめないと、咳は止まりません。獣医師に相談して、食物アレルギーなのかを含めて診断してもらい、早めに対処するようにしましょう。

タウリン不足による心筋症

心筋症とは、心臓の筋肉に十分な血液が流れず 、心臓の働きが弱くなって全身にうまく血液を送れなくなる病気です。
猫の場合、タウリンが不足することで、拡張性心筋症を発症する場合があります。
猫はタウリンを体内で生成することができないため、タウリンは食事から摂取する必要がある必須アミノ酸です。変えたキャットフードに十分なタウリンが含まれていない と、タウリン不足から心筋症になる恐れがあります。総合栄養食であればタウリンは必ず含まれていますので、このような症状が起きるのは総合栄養食以外のフードだけを長期にわたり与えてしまった可能性が高いです。
心筋症は放置すると命に関わる非常に危険な病気ですので、必ず獣医師に相談するようにしましょう。

毛球症

毛づくろいで舐めた毛を飲み込んだものが、胃の中で玉になるのを毛球症といいます。毛玉を吐こうとする仕草が咳と似ているので、見間違えがちです。

通常飲み込んだ毛は便と一緒に排出されますが、毛玉を吐こうとしている場合は毛球症の可能性があります。
キャットフードを変えて毛球症になる場合は、以前のキャットフードより食物繊維が少ないことが原因と考えられます。
毛玉対策のキャットフードに変えるか、元のキャットフードに戻すかして様子を見ましょう。改善されないようなら獣医師に相談しましょう。

まとめ

今回は、キャットフードと咳の関係についてご紹介しました。
キャットフードを変えて咳をしだした場合、キャットフードに対するアレルギー、タウリン不足による心筋症、毛球症の3つが原因として考えられます。

いずれもフードを以前のものに戻せば改善される可能性が高いと考えられますが、念のために獣医師に相談したほうがよいでしょう。