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4Dミート・添加物・穀類などのキャットフードに潜む危険性を解説!
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キャットフードの基礎知識について

猫に与える食事として、キャットフードは広く販売されています。スーパーはもちろん、コンビニでも販売されているほどです。キャットフードを買い与えるにあたって、基本的な事柄は知っておきたいところです。今回は、キャットフードの基礎知識についてご紹介いたします。

キャットフードの定義

キャットフードは猫専用の食事のことで、ペットフードの一種です。ペットフードを製造・販売する企業を中心とした一般社団法人 ペットフード協会によると、ペットフードの定義は以下のようになります。
「ペットフードとは、穀類、いも類、でん粉類、糖類、種実類、豆類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、その他の添加物等を原材料とし、混合機、蒸煮機、成型機、乾燥機、加熱殺菌機、冷凍機等を使用して製造したもの、又は天日干し等簡易な方法により製造したもので、一般消費者向けに容器に入れられた又は包装されたもので、犬の飲食に供するもの又は猫の飲食に供するものをいう。」
(引用元:http://www.petfood.or.jp/knowledge/definition/index.html)
この定義からキャットフードの定義を要約すると、キャットフードは、特定の原材料を使って所定の方法で製造された、猫用のフードということになります。
キャットフードの原材料や製法は、明確に定義されているのです。

ペットフード協会によると、ペットフード市場の90%以上が会員社となっているとのことですので、市販されているキャットフードのほとんどは上記の規定に沿っていることになります。
また、ペットフード協会の上記ページには、「ペットフード(主食)、トリーツ(おやつ)、 動物用栄養補助食品(サプリメント)」という記述もあることから、キャットフードは主食となるフードであり、おやつやサプリメントのことではない、ということになります。

キャットフードの賞味期限

キャットフードの賞味期限は、タイプによって変わってきます。
一般的なドライフードは、未開封で約1年 の賞味期限があります。開封後はなるべく密閉した容器に移すなど対策しても、1ヶ月以内には使い切りたいところです。ドライフードの中には、少量に小分けして袋詰されているものもありますので、封を切った後の賞味期限の心配が軽減できます。
ウェットフードの場合は、缶詰だと、およそ3年の賞味期限が一般的です。レトルトパックのものは約2年の賞味期限です。ウェットフードは開封すると急速に痛みますので、冷蔵庫に入れてもその日のうちに使い切ってしまいましょう。冷凍すれば1ヶ月くらいは持ちますが、味が落ちて猫が食べなくなる恐れがあります。

まとめると、キャットフードの賞味期限は1年以上と長く、適切に保存すれば長持ちします。ただし開封したらなるべく早く使い切る必要があります。
なお、キャットフードの賞味期限が切れても、猫が食べるから与えるというのはやめましょう。賞味期限切れで品質が劣化したフードを与えると、下痢や嘔吐などを引き起こす可能性があります。 それ以前に、賞味期限切れになるようなフード管理をしていることに問題があります。フードの購入は消費量 を考えながら、賞味期限が切れる前に必ず使い切れる ように配慮しましょう。

キャットフードの製造方法

ペットフード協会の定義によると、製造は「混合機、蒸煮機、成型機、乾燥機、加熱殺菌機、冷凍機等を使用して製造したもの、又は天日干し等簡易な方法により製造したもの」 となっています。

ドライフードの製造方法

ドライフードの製造方法について、各工程をご紹介します。

  1. 材料を細かく砕いて混合機で混ぜ合わせる
    まずはこの工程でドライフードの生地を作ります。パン生地のような練られた状態になります。
  2. 小さい粒状に整形する
    蒸気によって100℃近くまで加熱した生地を、押出成形機を使って小さい粒状に整形します。
    この時、加熱によっていくつかの栄養素が失われます。
  3. 乾燥させる
    オーブンなどを使って、小さい粒状に加工したフードを乾燥させます。
    この工程でも、いくつかの栄養素が失われます。
  4. 冷却する
    乾燥させたフードを冷まします。
  5. 栄養素を添加し、袋に詰める
    加熱によって失われた栄養素を補うために、ビタミン、ミネラル、タウリンなどの必須栄養素をサプリメントで添加します。
    最後に計量機を使って規定量のフードを袋詰めします。

ウェットフードの製造方法

続いて、ウェットフードの製造方法について、各工程をご紹介します。

  1. 原材料を前処理する
    使用する原材料をきれいに洗って、頭や内臓を取り除きます。魚肉は蒸し煮した後に、皮や中骨を取り除きます。
  2. 原材料を混ぜ合わせる
    原材料をよく混ぜ合わせます。製法によっては、原材料を細かく砕いてから混ぜ合わせる場合もあります。より水分量の多いタイプのものは、練り上げてジェル状にします。
  3. 容器につめる
    計量機で定量を測り、容器につめます。容器は缶の他、厚手のアルミパウチが使われます。
  4. 空気を抜いて密封する
    容器内の空気を抜きます。こうすることで雑菌の繁殖を防ぎ、また味や香りを長持ちさせることができます。
  5. 加熱殺菌する
    密封した缶詰やパウチを加熱殺菌します。加熱後は品質低下を防ぐため、すぐに冷却します。

キャットフードの内容量

キャットフードの内容量は、様々なサイズが販売されています。ドライフードの場合、小さなものでは20g×12パックくらいのものから、600g、1kg、1.5kg、2kg、2.5kg、3kgぐらいの刻みで容量の種類があり、多いものでは4kgの製品もあります。
すべて食べきる前に賞味期限を迎えてしまうことのないように、内容量からフードを選ぶためには、まずは飼っている猫に必要なカロリーがどのくらいなのかを知る必要があります。

成猫の1日の摂取カロリーは、一般的に体重(kg)×80kcalと言われています。例えば、体重4kgの成猫では、1日に320kcalぐらいが必要です。

次に、キャットフードのカロリーを調べます。キャットフードには必ず、100gあたりのカロリーが記載されていますので、これを参考にします。
ドライフードの平均カロリーは100gあたり350kcalくらいですので、体重4kgの成猫なら、1日あたりおよそ90gが目安になります。
この場合、1ヶ月に必要なキャットフードの量は、90g×30日=2700gとなります。つまり、1匹あたり2.7kgのキャットフードが必要です。ただし、ドライフードは、封を開けた後は酸化が進んで香りや味が落ちていくので、2.7kgがひとつの袋につまっているよりも、ある程度の量に小分けしているものを選んだほうがよいでしょう。
また、封を開いたドライフードは、タッパーに移して外気に触れないように保存しましょう。

ウェットフードの場合、缶詰からパウチまで幅広い内容量があります。標準的な量は70gくらいで、カロリーは30〜60kcalくらいです。100gあたりに換算すると、40〜80kcalくらいです。水分量が多いため、ドライフードに比べるとカロリーはかなり少なくなります。ウェットフードを主食とする場合、1缶あたり50kcalのフードを与えるなら、体重4kgの成猫には6〜7缶ほど必要な計算になります。基本的にはドライフードを主食とし、おやつとしてウェットフードをあげましょう。

まとめ

今回はキャットフードの基礎知識についてご紹介しました。
キャットフードはペットフードの一種で、所定の原材料を所定の製法で加工した猫用のフードです。賞味期限は未開封の場合は約1年ほどですが、開封後はなるべく早く使い切りましょう。内容量は様々な製品がありますので、必要なカロリーを考えて購入する容量を決めましょう。
こうした基本を知っておくと、キャットフードを選ぶ時の一助になるかと思います。ぜひ、お役立てください。