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4Dミート・添加物・穀類などのキャットフードに潜む危険性を解説!
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キャットフードに含まれる成分の中で猫に必要な物は何か

キャットフードのパッケージを見ると、どんな成分が含まれているのかが表記されています。しかし、猫にとって本当に必要な成分はどれなのでしょうか。
今回は、キャットフードに含まれる成分の中で、猫に必要な物は何かについてご紹介します。

猫の体に必要な成分

タンパク質

猫は肉食動物ですので、タンパク質は非常に重要な栄養素です。3大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物のうち必要なタンパク質が占める割合は、40%にのぼります。人の場合はタンパク質が17%でよいので、猫がいかにタンパク質を必要とするのかがおわかり頂けるでしょう。キャットフードのパッケージにはほとんどの場合、成分表が記載されていますので、タンパク質がどのくらい含まれているのかチェックしましょう。フード全体に対する比率が26%以上は欲しいところです。ただし腎臓を患っている猫の場合、タンパク質の摂り過ぎは負担になるため、逆にタンパク質を抑える必要があります 。

脂質

猫にとって脂質もとても大切な栄養素です。3大栄養素に占める割合は25%と低めですが、脂質の中には体内で合成できない必須脂肪酸であるリノール酸などのオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸もあります。一部のビタミンは脂肪に溶けやすいので、そうした脂肪融解性の高いビタミンを体中に運ぶ役目もあります。

炭水化物

猫が肉食動物であることから、猫には炭水化物は不要と誤解されがちですが、猫にも炭水化物は必要です。ただし3大栄養素に占める割合は35%で、人の場合が57%であるのに比べるとかなり少なめです。猫の体はもともと炭水化物を消化・吸収するのが苦手なので、キャットフードに使用される炭水化物の原料(小麦やとうもろこしなど)は加熱処理されて猫の体が吸収しやすいように加工されています。

繊維質

炭水化物に含まれる繊維質は胃腸の働きを良くして、便秘を予防・解消する作用があります。また、毛玉を絡め取って便といっしょに排泄する効果も期待できます。ただし摂り過ぎは下痢の原因になる可能性があるのでよくありません。

ビタミン

ビタミンA、Bの各種、C、D、Eなど、人と同じように猫にとってもビタミンは大切な栄養素です。

タウリン

人の場合は健康補助食品に含まれているプラスアルファの栄養素というイメージがありますが、猫の体には必須です。タウリンが不足すると網膜萎縮や心筋症を引き起こすリスクが高まります。

ミネラル

カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも、猫の体に必要です。キャットフードのパッケージに表記されている成分表では「灰分」や「粗灰分」と表現されていますが、これがミネラルのことです。

まとめ

今回は、キャットフードに含まれる成分の中で、猫に必要な物は何かについてご紹介しました。基本的には人と同様の栄養素が必要なのですが、特にタンパク質が重要です。また、タウリンは人よりも重要な栄養素ですので、これが含まれているかどうかは必ずチェックするようにしましょう。