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4Dミート・添加物・穀類などのキャットフードに潜む危険性を解説!
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穀類は猫の体に不要?グレインフリーのキャットフードとは

キャットフードにどんな原材料が使われているかは、必ずパッケージに明記されています。これはペットフード安全法という法律でそう決まっているからです。ですから飼い主さんは、猫に与えているフードの材料を簡単に確認することができます。
今回は、フードに使われている穀類と、グレインフリーのキャットフードについてご紹介いたします。

猫と穀類

「穀類」とは小麦などの麦類、トウモロコシなどの、炭水化物の一種です。炭水化物は猫の3大栄養素の一つで、そのうち炭水化物は35%ほど必要です。一般的なドライフードにはこの穀類が多く含まれています。理由は色々と考えられますが、非常に安価な炭水化物なので、フードの価格を低く抑えることができるのが一番の理由でしょう。一方猫は肉食のため、自然な状態では穀物を食べることはありません。このため、普通の小麦やトウモロコシを食べても消化できず、炭水化物として吸収することもできません。ドライフードに使われている穀物の炭水化物は加熱処理でアルファ化(消化されやすい構造に変化)していて、問題なく消化されることが実証されています。

グレインフリーキャットフードについて

グレインフリーは穀類不使用という意味です。炭水化物には穀類でなくサツマイモなどのイモ類が使われていることが多いです。サツマイモは穀類に比べると消化がよく、時間をかけて吸収されるので体にかける負担が少ないと言われています。また、グレインフリーのフードは穀物を使った一般的なフードに比べると、タンパク質の量が多く設計されています。猫はタンパク質を多く必要としているので、猫の体により適していると言われています。
グレインフリー系のキャットフードは原材料にこだわったものが多いのも特徴です。一般的な穀類使用のフードの場合、肉類にミールや肉副産物を使用している場合が多いです。ミールや肉副産物は、人の食肉用の部位をとった後の残りの部位です。ペットフード安全法で安全性が規定されているため、ミールや肉副産物が猫の体に悪いわけではありません。しかしグレインフリーのキャットフードは肉類にチキンやサーモンなど、何の肉を使用しているか明記されているものが多く、安心感があります。他の原材料にもこだわっており、添加物不使用のものも多いです。
猫によっては穀類にアレルギーがある場合もあるので、そうした子にはグレインフリーのフードが適しています。

グレインフリーフードの欠点は、高価なことです。スーパーで売られている一般的なフードの2倍〜5倍くらいの価格です。一般的なフードを与えていて何かの問題が出たか、または一般的なフードの安全性に不安を感じる場合は、家計と相談しながら検討してみるとよいでしょう。

まとめ

今回は、フードに使われている穀類と、グレインフリーのキャットフードについてご紹介しました。基本的に猫は穀類を必要としませんが、一般的なフードは加熱処理して吸収できるようにしてから使用しています。グレインフリーのフードは穀類を使用せず、他の原材料にもこだわったものが多くあります。一般的なフードで問題がある場合や、フードの安全性にこだわりがある場合はグレインフリーを検討してみてはいかがでしょうか。