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4Dミート・添加物・穀類などのキャットフードに潜む危険性を解説!
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キャットフードの原材料に使われているとうもろこし・コーングルテン・ホミニーフィードとは

キャットフードのパッケージに表記されている原材料を見てみると、「とうもろこし」や「コーングルテン」、「ホミニーフィード」と書かれていることがあります。これらはどういったものなのでしょうか?
今回は、キャットフードの原材料に使われているとうもろこし・コーングルテン・ホミニーフィードについてご紹介いたします。

とうもろこし・コーングルテン・ホミニーフィードについて

とうもろこしについて

キャットフードに使用されているとうもろこしは、飼料用に栽培されているものです。人用のとうもろこしも多く栽培されていますが、飼料用のとうもろこしも専用でたくさん栽培されています。つぶがきれいに揃っていたり色が統一されていたりする必要がないため、その分単価が安いという特徴があります。また、とうもろこしは食物繊維を多く含むため、便秘や毛玉対策に良いとされています。水分を吸って膨張するため腹持ちがよく、肥満対策になるとも言われています。
ですが、食物繊維も摂りすぎると逆効果で、消化できずに吐いたり、逆にうんちが固くなって便秘になったりする恐れがあります。少量なら健康に良いのですが、大量のとうもろこしを摂取するのは猫の体には良くありません。

コーングルテンについて

コーングルテンは、コーンスターチ(デンプン)を製造した時に出る副産物です。コーングルテンはとうもろこしからデンプンを取り除いた状態ですので、植物性タンパク質の割合が非常に高くなっています。肉類から摂取する動物性タンパク質と併せて、キャットフードのタンパク源として使用されます。また、肉類には含まれていないアミノ酸類やビタミンも含んでいます。
ただし、とうもろこしの加工後にできる副産物であることから、とうもろこしに比べると栄養価が低く、大量に使用すると栄養バランスに問題が生じる可能性があります。

ホミニーフィードについて

ホミニーフィードは、とうもろこしを挽いて作るコーングリッツ(穀粒)やコーンフラワー(穀粉)の製造時にできる副産物です。飼料として牛、豚、鶏の飼育に使われる他、ペットフード用に使用されています。栄養価としてはとうもろこしとほぼ変わりません。副産物な分、とうもろこしそのものより安価です。

これらの原材料は猫の体に悪いのか?

とうもろこし類の穀物の原材料は、キャットフードに必要な炭水化物を添加するために使用されています。食物繊維を多く含むため、少量であれば猫の体に良い効果が期待できます。しかし、大量に含まれていると逆効果で、便秘の原因になったり、栄養バランスが偏ったりする恐れがあります。とうもろこし類が体に合わない猫もいますので、これらを含んだキャットフードを与えると調子が悪い子の場合は、とうもろこし類を使用していないフードへの変更を検討するとよいでしょう。

まとめ

とうもろこし類の原材料は食物繊維を多く含み、植物性タンパク質も豊富なので少量であれば猫の体に良い効果が期待できます。しかし、大量に与えると逆に体調を崩す恐れもあります。体に合わない猫もいますので、注意が必要です。