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4Dミート・添加物・穀類などのキャットフードに潜む危険性を解説!
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猫にも生活習慣病が?肥満、下痢、泌尿器系の対策キャットフードをご紹介

飼い猫は外で暮らす猫に比べると運動量が少なく、肥満になりやすいです。個体差はありますが下痢をする場合もあります。また犬と比べると泌尿器系の病気にかかりやすいと言われています。
そこで今回は、肥満、下痢、泌尿器系の対策となるキャットフードをご紹介いたします。

肥満用キャットフード

成猫の場合、4kgぐらいの体重が標準です。体格にもよりますがこれを超えると肥満予備軍で、5kgを超えると肥満だと考えてよいでしょう。
人間と同様、肥満は様々な病気の原因となります。糖尿病や腎臓病、肝臓病は肥満が一因となる怖い病気ですので、肥満の猫には肥満対策のフードを与えて病気を予防しましょう。
肥満用キャットフードは、以下の点を配慮して作られています。

カロリーひかえめ

通常のキャットフードに比べると、低カロリーになるよう調整されています。通常、成猫の場合は体重(kg)×80kcalが一日に必要なカロリー量ですが、肥満の場合は体重(kg)×70kcalで計算します。この時、体重(kg)は「理想体重」であって、現在の体重のことではありませんので注意してください。理想体重がわからない場合は獣医師に相談しましょう。
肥満用キャットフードは満腹感を得ながらカロリーを控えることができます。

脂肪ひかえめ

肥満のもうひとつの原因は脂肪の摂り過ぎです。猫が必要とする3大栄養素であるタンパク質、脂肪、炭水化物のうち、脂肪は25%ほどで人間が必要とする割合と同じくらいです。通常のキャットフードもこれを目安に配合されていますが、食べすぎると脂肪過多となり太ってしまいます。肥満用キャットフードは通常食よりも脂肪分を抑えて配合されています。

下痢用キャットフード

風邪気味で体調が悪かったり、フードを食べ過ぎたり、普段食べないフードを試しに食べてお腹を壊したり、と猫が下痢になる原因は様々です。うんちがゆるくなった時は、獣医師に相談の上、下痢対策用のキャットフードを与えましょう。主に以下の点が配慮されています。

消化が良い

下痢のときにはできるだけ消化が良いのが理想的です。ドライフードよりはウェットフードの方が、消化がよいのでおすすめです。下痢になると水分が抜けるため、水分補給しやすい点でもウェットフードを与える方が良いでしょう。

刺激物が少ない

健康なときは大丈夫でも、下痢のときはフードに含まれる刺激物に過剰反応してしまうことがあります。各種添加物は刺激物になりやすいので、下痢用キャットフードは添加物が少ない、または無添加のものを選びましょう。

泌尿器症候群用キャットフード

猫は犬よりも尿が濃く、泌尿器系の病気にかかりやすいと言われています。泌尿器系の病気としては、尿路結石や膀胱炎があります。泌尿器系の病気にかかった場合は、獣医師と相談の上、療法食を与えましょう。泌尿器系の療法食は以下の点を配慮しています。

pHがコントロールされている

pH(ペーハー)とは酸性・アルカリ性の度合いです。pHコントロールされているフードは、結石を溶かす作用があり、尿路結石に有効です。

低マグネシウム

マグネシウムの摂取量が多いと結石ができやすくなります。泌尿器系の対策フードはマグネシウムの量が控えめになるよう調整されています。

まとめ

今回は、肥満、下痢、泌尿器系の対策となるキャットフードをご紹介しました。これらの病気はまずは予防が大切ですが、かかってしまった場合は治療しながらフードでもサポートしていく必要があります。該当する場合は獣医師と相談の上、ご検討ください。