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4Dミート・添加物・穀類などのキャットフードに潜む危険性を解説!
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猫の皮膚病とその対策用キャットフードのご紹介

猫に多い病気のひとつに、皮膚病があります。皮膚病になるととてもかゆがり、ひどい時は出血するまでかきむしることもあります。そうなる前に治してあげたいですよね。
今回は猫の皮膚病とその対策についてご紹介いたします。

猫の皮膚病

主な原因

細菌によるもの

普段から身近にあるブドウ球菌などが原因で炎症をおこすものです。体調が良い時には何とも無いのですが、ストレスなどで免疫力が低下した時になる恐れがあります。

カビ

猫によってはあまり毛づくろいをしない場合があり、梅雨時など湿気が多い時にカビが皮膚の上で繁殖してしまうことによって発生します。

ノミやダニ

ノミやダニがつくと、アレルギーを起こして皮膚炎になる場合があります。完全に室内飼いなら心配ありませんが、外出OKの猫の場合は注意が必要です。

食物アレルギー

人間と同様、猫にも食物アレルギーがあります。アレルゲン(原因物質)は様々ですが、小麦やトウモロコシ、牛肉、豚肉、鶏肉、乳製品などが多いです。

皮膚病の症状

基本的にはかゆみが出るのでかゆがります。人間のアレルギーのように発疹(ぶつぶつ)が出ることもあります。掻きすぎることで毛が抜けてその部分がハゲたり、ひどい場合は出血することもあります。猫は出血したところを舐めて治そうとしますが、かえって雑菌が入り炎症がひどくなり、膿が出ることもあります。
同じところをいつも掻いている様子がみられたら、症状がひどくなる前に獣医師に相談しましょう。

皮膚病の猫のためのキャットフード

皮膚病の原因が食物アレルギーの場合、キャットフードで対策することができます。
まず食物のうち、なにがアレルゲンなのかを特定します。これは素人には難しいので獣医師に相談しましょう。そしてアレルゲンが特定できたら、それを材料に含んでいないキャットフードを選びます。
小麦などの麦類がアレルゲンの場合は、グルテン(麦類)フリーのフードが良いです。麦類だけでなく、トウモロコシなどの穀物全般がアレルゲンなら、グレイン(穀物)フリーのフードを選びましょう。肉類(牛肉、豚肉、鶏肉など)がアレルゲンの場合は、何の肉が使われているか明記されているフードを選びます。通常の市販フードは、肉類をミール類と表記しているものが多いです。ミール類は人間用に加工された時の余剰部位を加工したもので、安全性はペットフード安全法で規定されているため問題ないのですが、何の肉かは明記されていないためアレルギーがある猫の場合は避けたほうがよいでしょう。
また、皮膚病そのものの症状を緩和する栄養素が調整されたフードもあります。これらのフードは、皮膚や被毛を作るために大切な栄養素であるタンパク質、脂肪、ミネラル、ビタミンが十分に摂取できるように配慮されています。特に脂肪について、皮膚炎を助長するといわれるオメガ6脂肪酸の割合を低く抑えています。また、猫に必要なタンパク質についてはアレルゲンになりにくいじゃがいもや魚を多く使うように配慮されています。

まとめ

今回は猫の皮膚病とその対策についてご紹介しました。皮膚病の原因は色々ありますが、食物アレルギーの場合は対策されたフードを選ぶことで抑えられます。また皮膚炎の症状を緩和するよう調整されたフードもあります。皮膚病になってしまった時は、こうしたフードでの対策も考慮しましょう。