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4Dミート・添加物・穀類などのキャットフードに潜む危険性を解説!
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フードの中に発がん性物質が?発がん性物質の含まれるキャットフードとは

人の食材についても発がん性物質の有無が非常に気になるところですが、キャットフードに使用されている原材料には、発がん性物質は含まれていないのでしょうか。
今回は、発がん性物質の含まれるキャットフードについてご紹介いたします。

キャットフードに含まれる発がん性物質

キャットフードの主な原材料は、肉類、炭水化物、脂分、食物繊維、添加物です。添加物にはビタミンCやタウリンなどのサプリメント系のものと、酸化防止剤、保存料、着色料、調味料といったものがあります。
この中で発がん性物質の疑いがあるものは、酸化防止剤、保存料、着色料の一部です。いずれも天然由来のものと人工化合物の2種類がありますが、発がん性が疑われるのは人工化合物です。中でも注意が必要なものをご紹介いたします。

亜硝酸ナトリウム

亜硝酸ナトリウムは発色剤(着色料の一種)としてキャットフードに添加される場合があります。亜硝酸ナトリウムを添加すると肉の発色がよくなり、新鮮そうな見た目になるからです。この亜硝酸ナトリウムは人用の食材にも広く使われています。ハムやソーセージ、いくら、たらこなどの発色をよくするために用いられています。
亜硝酸ナトリウム自体には発がん性は認められていませんが、材料の肉と反応してできるニトロソアミンに発がん性があるという報告があります。(国連WHOの研究機関IARCによる)
発がん性の高さについては、太陽光と同じグループに分類されているのでそれほど高くはないのですが、実際の発がん性の高さについては個々の事例に依存するとされています。

合成着色料

「赤色2号」や「黄色4号」などのように、色と号数で表記されます。「合成着色料」と明記されていない場合も多いので注意が必要です。原料は石油由来のタールで、一部の合成着色料については発がん性があると指摘されています。しかし世界統一の基準は無く、例えばヨーロッパの一部の国で使用が禁止されている種類が日本では認可されているなど、取り扱いがバラバラです。合成着色料は人用の食材にも広く使用されているため、その発がん性については心配なところですが、キャットフードについても同様です。人の食材については安心・安全を訴える取り組みも始まっており、合成着色料不使用の方針を打ち出す企業も現れてきました。キャットフードについても、今後そうした取り組みが進むことが期待されます。

どのくらい危険だと考えればよいのか

発がん性物質については、その物質を使っていれば100%危険なものについては法律で規制されているため、現在流通しているものはいわゆる「グレーゾーン」なものが大多数です。大量に使用すると発がん性があるが、少量なら発がん性は認められない、といった具合です。人用の食材にも発がん性物質の懸念があるものが多く使用されていますので、これをどう考えるかによって、キャットフードに使用されている添加物の評価・判断も変わってくるでしょう。
つまり、わずかな発がん性の可能性も許せないと考えるなら、人用も含め、キャットフードも添加物不使用のものを選ぶと良いでしょう。一般的に無添加のものは人用もキャットフードも高価になりますが、安心を買うという考え方です。そこまで気にしていたら何も食べられないと考えるなら、添加物に関する情報に注意しながら許容するという選択肢もあるでしょう。

まとめ

今回は、発がん性物質の含まれるキャットフードについてご紹介しました。キャットフードに含まれる発がん性物質は、すべて人用の食品にも使われています。これをただちに危険と考えるかどうかは、飼い主さんの考え方次第でしょう。