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4Dミート・添加物・穀類などのキャットフードに潜む危険性を解説!
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キャットフードの鮮度を保つための工夫・冷凍庫 で保存はできるのか

あらかじめ小分けされているキャットフードは便利ですが、大袋のものより単価が高い傾向にあります。家計のことを考えると、大袋のキャットフードで節約したいところですが、封を切ったあとの鮮度が気になります。そこで今回は、キャットフードの鮮度を保つ工夫として冷凍庫での保存方法をご紹介いたします。

キャットフードは冷凍しても良い?

人の食材は鮮度を保つため冷凍庫を活用しますが、キャットフードにも同様の方法は使えるのでしょうか。キャットフードも、適切な方法をとれば、冷凍庫に保存することで鮮度を保つことができます。
キャットフードが劣化する最大の原因は酸化です。キャットフードは空気に触れると酸化します。酸化が進むとフードの匂いや味が悪くなるばかりでなく、体にも良くありません。

また、高温多湿な環境もキャットフードの劣化を早めます。冷凍庫に保管することで、これらをある程度抑制することができます。
まずは、密封できるフリーザーバッグと、脱酸素剤を用意しましょう。そして一食分のキャットフードを計って、これに小分けしていきます。
一食の量は猫の体重とフードのカロリー量で変わってきますが、およそ30g〜40gが目安です。キャットフードと一緒に脱酸素剤を入れ、空気を絞り出してから口を密封します。脱酸素剤はフリーザーバッグ内に残った酸素を吸収して、無酸素状態にしてくれます。

その後、密封したフリーザーパックを冷凍室で凍らせましょう。こうすることで、通常約1ヵ月程度のドライフードの保存期間を、3ヵ月程度まで延ばすことができます。
なお、一般的なフリーザーバッグはポリエチレン製が多いのですが、ポリエチレンは酸素を透すため、今回のような用途には向きません。ナイロン製のものなら酸素を透しにくいので、ナイロン製のものを選ぶようにしましょう。フリーザーバッグ以外にも、真空パック器を利用するという方法もあります。

以上はドライフードの場合です。缶詰などのウェットフードは冷凍すると著しく劣化しますので、冷凍しないようにしましょう。ウェットフードの場合は、口をつけていない状態なら冷蔵庫で1日くらいは保存できます。口をつけたものは雑菌が繁殖しやすいので廃棄しましょう。

まとめ

今回は、キャットフードの鮮度を保つ工夫として冷凍庫での保存方法をご紹介しました。ドライフードは、密封できる袋に一食分ずつ小分けして空気を抜き、脱酸素剤を入れて冷凍すると長期保存ができます。
袋の材質は酸素を通しにくいナイロン製がおすすめです。フリーザーバッグでナイロン製のものが見当たらない場合は、真空パック器を利用するのも良い方法です。